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クレジットカードを紛失した際の対処法4ステップ!

更新:2021年8月26日

クレジットカード紛失

クレジットカードをいつのまにか無くしてしまった時には、焦らず「速やかな対処」をすることが重要です。

とはいっても、いざ無くしてしまうと何をしたら良いか分からない、という方も多いと思いますので、今回はクレジットカード紛失時の対処法や注意点などの基礎知識を解説していきます。クレジットカード紛失時の対処法をしっかりマスターし、いざというときに焦らないようにしましょう。

クレジットカードを紛失したら?すぐ実行したい対処法

4ステップ

クレジットカードを紛失してしまった場合、とにかく速やかに対処することで大きな被害を防ぐことができます。

ここでは、紛失に気がついた時にすぐ実行したい対処方法を「4ステップ」でご紹介します。

POINT

クレジットカードの紛失に気づいたら!流れを覚えておこう

  • カード発行会社に電話連絡
  • 警察へ紛失届を提出する
  • カード会社へ紛失届けの番号を連絡
  • クレジットカードの再発行

STEP1.カード発行会社に電話連絡

クレジットカードの紛失に気がついた時、真っ先に行動するべきことは「クレジットカード会社への連絡」です。クレジットカード会社へカード紛失の旨を伝えると、紛失したクレジットカードを無効にしてくれるので、万が一拾った第三者が不正利用しようとしても「使えない」ので安心です。

この連絡があまりに遅くなってしまうと、場合によっては不正利用の被害が補償されないこともありますので、くれぐれも「速やかに」行うことを心がけてください。

連絡先は各カード会社のHPを見れば記載してありますので、気がついたらすぐに連絡するようにしましょう。

STEP2.警察へ遺失届を提出する

クレジットカード会社への連絡をした後は、警察へと「遺失届(落し物の届出)」を提出し、届出番号を取得しておきましょう。

盗難された可能性がある際も、証拠がなければ基本的には「紛失」扱いとなるので、ほとんどの場合遺失届でOKです。

紛失届の提出方法は、警察(近くの交番でも大丈夫です)へ直接出向いて届け出る方法と、電子申請サービスを利用する方法の2通りあります。

登録などの面倒な手続きが嫌な場合は「直接」提出するのが簡単ですが、出向くのが面倒であったり、時間がなかったりといった場合は各都道府県の「電子申請サービス」に登録して、無くした場所を管轄している警察署HPで遺失届の電子申請を行います。

ただし、自治体によっては電子申請での遺失届を扱っていないこともありますので、その場合は直接出向いて届出をしましょう。

STEP3.カード会社へ遺失届けの番号を連絡

警察に遺失届を退出し、「届出番号」が分かったら、クレジットカード会社へ届出番号を連絡しておきましょう。

遺失届の届出番号は、遺失物についての問い合わせに必要になるだけではなく、きちんと警察に届出をしたという証拠になりますので、番号をきちんと控えて忘れないよう注意してください。

STEP4.クレジットカードの再発行

急いでいる場合はSTEP1のクレジットカード会社への連絡時に再発行も依頼してもいいですが、最初の連絡時に再発行依頼をしていない、かつ今後もクレジットカードを利用したい場合は、連絡や届出が済んでからカード再発行の手続きをします。

ただし、再発行の手続きをしてしまうとカード番号が変わるので、紛失したカードが見つかってももとの番号は使えません。カード番号にこだわりがある、すぐに発行しなくても困らないという方はしばらく様子を見てから再発行しても遅くありません。

カード番号が変わっても良い方は、カード会社へ電話依頼をして送られてきた書類に必要事項を記入・返送し、新しいカードの再発行を待ちましょう。再発行してから古いカードが見つかった時は、警察とカード会社に連絡を入れ、ハサミでカットして捨ててしまえば問題ありません。

クレジットカード紛失で再発行に必要なお金はいくら?

再発行に必要なお金

クレジットカードを紛失した場合、再発行するには当然「手数料」がかかってきます。

中には再発行手数料が無料という特殊なケースもありますが、基本的には300円〜2,000円程度かかると覚えておいてください。

年会費が無料のクレジットカードであっても、通常の運用とは異なる手間が発生してしまうので、その分人件費や手間賃として再発行手数料は必要になるケースがほとんどです。

即日発行は手数料が高額になるケースも

即日発行に対応してくれるクレジットカード会社もありますが、通常1週間〜10日前後かかる再発行を「即日」で済ませるので、手数料が高額になるケースもあります。

例えば、通常の再発行手数料が2,000円程度でも、即日発行は10,000円かかるということも考えられますので、特別急いでいない場合は通常発行で十分です。

どうしても発行手数料を支払いたくない、という場合は、再発行はせずに「更新」のタイミングを待つという手もありますが、更新タイミングが先になっているとなかなか手に入りませんので、もうすぐ更新時期というタイミングで紛失した場合のみ使える手段です。

クレジットカード紛失時の注意点

注意点

クレジットカードを紛失してしまったときは、すみやかに対処するのはもちろんですが、ある程度注意点を知っておかなければ後から「こんなはずでは」と後悔する原因になります。

ここでは、紛失した際、紛失する前から知っておきたい紛失時の注意点を2つご紹介します。

POINT

クレジットカードを紛失した時の2つの注意点

  • 中には不正利用が補償されないケースがある
  • クレヒスが悪いと再発行が難しいことも

1.中には不正利用が補償されないケースがある

基本的にクレジットカードを第三者に不正利用された場合は、カードの保険の対象となり所有者に負担がかからないようになっています。ただし、以下の条件に当てはまる場合は不正利用をされても補償が受けられませんので、覚えておきましょう。

CHECK

不正利用が補償されないケース

  • 警察やカード会社にきちんと届出や書類の提出をしていない場合
  • 連絡が紛失から60日を超えている場合
  • 故意もしくは重大な過失がある場合
  • 天変地異(地震など)が関連して起こった盗難や不正利用の場合
  • キャッシング枠の不正利用の場合

ケース1.警察やカード会社にきちんと届出や書類の提出をしていない

当然ですが、クレジットカード会社に紛失の連絡や書類の提出をしていない、もしくは警察に遺失届を提出していない場合はクレジットカードの不正利用の被害にあっても補償が受けられません。

なんの連絡もなかったにもかかわらず「カードを無くしていて、不正利用された」ではカード会社としても証拠が不十分で保険を使うこともできませんので、くどいようですが、まずは無くしたらすぐにカード会社と警察に届出をするようにしましょう。

ケース2.連絡が紛失から60日を超えている

ずっと使っていなかったクレジットカードの利用明細を確認したら70日前から不正利用されていた、という時には、とにかくまずクレジットカード会社に連絡をしてカードの利用ができない状態にしてもらいますが、実はクレジットカードの保険は「カード会社へ届出をした日」から遡って「60日以内」の不正利用しか適用できません。

そのため、ずっと気がつかずに61日以上放置してしまった場合は、60日より前に関しては全くの補償外ということになります。
利用履歴をこまめにチェックし、すぐに紛失に気がついて連絡していれば防げる被害ですので、普段使わないクレジットカードであっても怪しい利用履歴がないかくらいは必ずチェックしましょう。

ケース3.故意もしくは重大な過失がある

故意にクレジットカードを不正利用させたのはもってのほかですが、例えばクレジットカードに署名がしていなかった、暗証番号を推測されやすいものに設定していたということも「重大な過失」です。

本人に過失があると判断されてしまうと保険はきかなくなってしまうので、クレジットカードを手に入れたらすぐに記名する、暗証番号は個人情報と全く関係のない数字にするなど対策が必要です。

ケース4.天変地異(地震など)が関連して起こった盗難や不正利用

地震などの天変地異が原因でクレジットカードを紛失し、さらに不正利用されてしまったときも、残念ながら保険は対象外です。

地震のときなどは犯罪が増えて不正利用されるリスクも高く、全て補償していては保険会社が倒産してしまうというのが大きな理由だと推測されますが、地震の時には盗難や紛失といったトラブルを起こさないためにも、余裕があれば「貴重品だけは持って」逃げるようにするのがベストです。

とはいっても、もたもたしていると危険な場合もありますので、わざわざ書くことでもないかもしれませんが、いざという時は自分の身を守るのを第一としてくださいね。

ケース5.キャッシング枠の不正利用

意外と知られていないのが「キャッシング枠」を不正利用された時には保険がきかないということです。
理由としては、キャッシングを利用するには暗証番号が必ず必要になるので、もしキャッシングでの不正利用の被害にあったとしても「暗証番号の管理ミス」と判断されてしまうからです。

カードに暗証番号をこっそり書いておくというのはもってのほかですが、誕生日などすぐに推測しやすい番号にしておくなども不正利用の原因になりますので、くれぐれも暗証番号の設定・管理は気をつけてください。

2.クレヒスが悪いと再発行が難しいことも

クレジットカードを再発行する際は、入会時のような細かな審査は基本的に行わないのがふつうですが、最低限利用履歴だけはチェックした上で発行されると考えておいてください。

普通にクレジットカードを使っている方なら問題ありませんが、「大幅な支払い遅延」など「金融事故」スレスレのことをしていると再発行ができないことも考えられます。

そうならないためにも、普段からしっかりと支払いは行い、遅延などトラブルを起こさないよう注意してくださいね。

クレジットカード紛失時に焦らないために!3つのこと

事前にできる

クレジットカードを紛失した際の注意点の章でも事前対策について触れましたが、ここでは紛失時に焦らないためにやっておくべき「3つの対策」をまとめて解説します。
ぜひ参考にしていただき、いざという時に困らないように対策しておくことがおすすめです。

POINT

  • クレジットカードの裏面にしっかりサインをしておく
  • 暗証番号は推測されにくいものを設定、管理を徹底
  • カードの利用明細や所在は常に把握しておく

対策1.クレジットカードの裏面にしっかりサインをしておく

クレジットカードの裏面にサインをしていないと保険の対象外になるだけではなく、お店で「所有者がわからない」とされて利用を拒否されるケースもあります。

クレジットカードが新しく届いたら、すぐに裏面に署名(サイン)をして使うように徹底してください。

対策2.暗証番号は推測されにくいものを設定、管理を徹底

最近ではインターネットでクレジットカードの申し込みをしようとすると「誕生日」などの推測されやすい番号はそもそも設定ができないこともあります。

クレジットカード会社としても、それだけ暗証番号には気を使っているということですので、肝心な利用者が暗証番号に対する危機意識が低いのはよくありません。
設定時には、必ず自分にしかわからない(忘れない)番号にするだけではなく、設定した後の番号の管理にも気を配ってください。

たまに、クレジットカードの裏面に忘れないように暗証番号を書いている方がいますが、それで不正利用をされてしまったら完全に「過失」ですから、くれぐれも第三者に分かってしまうような管理方法はやめましょう。

対策3.カードの利用明細や所在は常に把握しておく

手持ちのクレジットカードがどこにあるか、利用明細はどうなっているかをこまめにチェックして入れば、いざ紛失したときもすぐに対処可能です。

先にご紹介した通り、紛失時の不正利用の補償は「カード会社への届出から60日前まで」ですから、不正利用にすぐ気がつくこと、そもそも場所を把握しておいて紛失しないことがとても重要です。

普段使わないカードなどはしまいこんでしまいチェックするのがおろそかになってしまうかもしれませんが、最低限「利用履歴」だけは毎月かかさずチェックしていれば確実に60日以内に不正を発見できますので、面倒だと思ってもきちんと把握しておきましょう。

まとめ

クレジットカードの紛失時は速やかに対処しよう!

クレジットカードを紛失してしまった時は、ついつい焦って冷静に対処するのが難しくなります。
とにかく、まずは無くしてしまったカードが不正利用されないように「カード会社への連絡」をしっかりと行いましょう。

現金とは異なり、なくしてしまっても基本的には「補償」が受けられるのがクレジットカードの魅力の一つですが、事前にきちんと対処をしていなければ保険の対象外になってしまうこともあります。

紛失してしまった時に焦らないよう、普段から利用明細はチェックし、暗証番号の管理を怠らないように気をつけてくださいね。

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