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銀行系クレジットカードとは?メリット・デメリットから審査難易度まで解説

更新:2021年10月1日

銀行

クレジットカードのカテゴリの一つである「銀行系クレジットカード」は、信頼度の高さやサービスの質で人気を集めています。

今回は、銀行系クレジットカードについて、メリットやデメリット、審査の一般的な難易度などを解説していきます。銀行系クレジットカードについてしっかり理解し、自分にぴったりのカード選びの参考にしてくださいね。

銀行系クレジットカードとは?

銀行窓口

銀行系クレジットカードとは、銀行のグループ会社から発行されているクレジットカードの総称です。

一般的な銀行のイメージは「手堅い」、「安心できる」といったものがあると思いますが、銀行系のクレジットカードもイメージ通りにサービス内容がしっかりしていたり、安心・信頼を売りにしていたりするカードが少なくありません。

審査も比較的しっかり行われるカードも多く、その分ステータス性・信頼性が高いためメインカードとして人気があります。

銀行系に分類されるクレジットカード会社の一例として日本発のクレジットカード会社である「JCB」があることはあまり知られていませんが、JCBを始めとする信頼できる・実績ある企業が集まっているのも「銀行系カード」の特徴です。

銀行系クレジットカードのメリット5つ

メリット

銀行系クレジットカードのメリットは、5つあります。

POINT

銀行系クレジットカードのメリット

  • 銀行から発行されているのでステータス性・信頼性が高い
  • 付帯サービスが充実しており、メインカード向けのカードが多い
  • ゴールドカード以上のハイクラスカードを発行している
  • 銀行から直接発行の「キャッシュカード一体型クレジットカード」もある
  • メインバンクならATM手数料が無料になることも

1.銀行から発行されているのでステータス性・信頼性が高い

銀行系クレジットカードのメリットの一つが、「ステータス性」が高く、信頼性があることです。

一般的なイメージから「銀行」はしっかりしている、と思われているだけあって、銀行系のクレジットカードは持っていて恥ずかしくない、ステータス性が比較的高いカードが多い印象です。

また、銀行系クレジットカードはカード会社(グループ会社)が作られる時に銀行資本が関わっているので、長く使うパートナーとして信用できるという面もあります。普段から使える、信用できるカードとして、銀行系カードは1枚持っていても損になりません。

2.付帯サービスが充実しており、メインカード向けのカードが多い

銀行系のクレジットカード全てがそうとは言いませんが、「三井住友カード」や「JCBカード」などの銀行系の代表と言えるクレジットカードは一般的に「付帯保険」や「優待・特典」といったサービス内容が充実している傾向があります。

例えば、流通系などのクレジットカードは付帯保険をあまり重視していないものもありますが、銀行系カードは一般カードから「海外旅行傷害保険」といった付帯保険が無料でついてくるカードもあります。

ポイント還元率などを重視してメインカードを選ぶ方法もありますが、利用実績に応じてカードのランクアップや優待が受けられるカードが多いことを考えると、全体のサービスの質や満足度を重視して、銀行系カードを「メインカード」とするのもおすすめです。

3.ゴールドカード以上のハイクラスカードを発行している

クレジットカードの発行元によっては「ゴールドカード」以上のランクの高いクレジットカードを発行していないこともありますが、銀行系のクレジットカードは「プラチナカード」、「ブラックカード」などのハイステータスなカードを発行している会社もあります。

一般カードではクレジットカード会社と提携しているお店の優待や、良くても付帯保険が少しついているといった内容が多いですが、プラチナカードクラスになると専用のサポートデスクがついていたり、世界の対象空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティパス」がついていたりと、非日常のサービスが受けられるケースが多いです。

一般カードでは満足しない、ステータス性やサービス内容がより良いクレジットカードを持ちたいと考える方なら、利用実績などに応じてカードのランクを上げていける銀行系カードも視野に入れるといいでしょう。

4.銀行から直接発行の「キャッシュカード一体型クレジットカード」もある

銀行のなかには、直接銀行からクレジットカードを発行しているところもあります。

そういったクレジットカードは「キャッシュカード一体型」を売りにしていることも多く、普段からキャッシュカードを持ち歩いているような方にとっては新たにカードを発行しても財布の中身が増えないので重宝しますよね。

お金の流れを一元管理したい、できるだけカードの枚数を増やしたくない方には「キャッシュカード一体型」になっているカードがぴったりです。

ただし、キャッシュカード一体型になっているクレジットカードなど「銀行から直接発行」のカードには、銀行のグループ会社から発行されているものと異なり「サービス内容」が充実していないものもありますので、注意してください。

5.メインバンクでの発行がお得!ATM手数料が無料になることも

ATM全ての銀行系クレジットカードにあてはまることではありませんが、一例として「三菱東京UFJ銀行」系のクレジットカードを発行すると、付帯サービスとして「ATM手数料」が無料になる、といった恩恵を受けられることもあります。

メインバンクとして使っている銀行系のクレジットカードのうち、メインバンクのサービスと連動している、もしくはサービスがもっと受けられるようになるようなカードだとより日常で利用するメリットが大きくなりますよね。

銀行系クレジットカードの中には銀行と直接連携しているカードもありますので、少し特殊なカードにはなりますが、メインバンクとの連携を重視する場合は探して見るといいでしょう。

銀行系クレジットカードのデメリット

デメリット

銀行系クレジットカードのデメリットは、大きく分けて2つあります。

POINT

銀行系クレジットカードのデメリット

  • 銀行系クレジットカードは還元率が良くないケースが多い
  • 銀行だけあって「審査」がやや厳しい場合も

1.銀行系クレジットカードは還元率が良くないケースが多い

銀行系のクレジットカードは、流通系クレジットカードによく見られる「ポイント還元率が良い」というメリットがあまり受けられないこともあります。

一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%前後で、銀行系クレジットカードも0.5%程度に設定されているものが多いです。
還元率が良くないといっても、クレジットカードを利用するメリットは還元率だけではありませんので、そのほかのサービスや付帯保険などで魅力を感じられる場合は問題にならないでしょう。

銀行系クレジットカードであっても、利用実績や支払い方法に応じてポイントを貯まりやすくするポイントプログラムなどもありますので、上手に活用すれば貯めやすくなります。

2.銀行だけあって「審査」がやや厳しい場合も

銀行系クレジットカードは、銀行のグループ会社から発行されているので、流通系、信販系などのほかのクレジットカードカテゴリに比べて審査が厳しくなっています。

とはいっても、あくまで「比較」した場合は厳しい、という話ですので、絶対に高収入でクレヒスが良くなければいけないというわけではありません。

審査の難易度について詳しくは後述しますが、審査にあまり自信がない方にとってはすこしチャレンジしにくいと感じるかもしれませんね。

銀行系クレジットカードの審査難易度は?

疑問

銀行系クレジットカードの審査難易度は、「銀行系」という大きなくくりでみると業界内では最も難しいと言えます。

とはいっても、ひと昔前とは異なり、「高収入」かつ「完璧なクレヒス」といった厳しい条件がある訳ではありません。

現在では、最低限クレヒス(クレジットヒストリー、別名信用情報)に問題がなく、定職について安定した収入がある方であれば作れるカードも少なくありません。さらに、メインバンクとして利用している銀行と関連のあるクレジットカードなら審査にも通りやすくなることもあります。

クレヒスの傷はもちろん、「クレヒスがない」のも審査落ち対象に

銀行系クレジットカードだけに限らず、クレジットカードの審査では「クレヒス」つまり信用情報(信用取引に関する記録のこと)に問題がないことが大前提になります。

銀行系クレジットカードは審査が厳しい傾向にあるので、クレヒスに支払いの延滞や債務整理などの「金融事故」が残っている場合はもちろん審査に通らなくなりますが、30代以降で「クレヒスがない」というのも審査に通りづらくなります。

ふつう、金融事故を起こした後は新たに信用取引が行われなくなりますので、金融事故の記録が保管期間を過ぎて消えた際、クレヒス上は「真っ白」の状態になります。
そのため、ある程度の年齢になってもクレヒスが全くないのは金融事故を過去に起こした経験のある人なのか、それとも単純に現金主義できたのかが分かりにくく、リスクを避けるために審査に落とすということです。

流通系や消費者金融系のカードは今までクレヒスを築いてこなかった方でも作りやすいものもありますので、不安な場合は審査が厳しくないカードでクレヒス磨き(定期的にカードを利用し、コツコツ返して履歴を作る)をしてから銀行系クレジットカードに挑戦するのもおすすめです。

おすすめの銀行系クレジットカード3選

銀行系クレジットカードのなかでも、銀行のグループ会社・関連会社から発行されている特におすすめのクレジットカードを3枚ご紹介します。

堅実に銀行系クレジットカードがほしいけれど、どれを選べば良いかわからない、という方はぜひ参考にしてみてくださいね。

三井住友カード

年会費
(初年度)
無料 年会費
(2年目)
1,375円(税込)
還元率 0.4%~1.0% 発行日数 最短3営業日

三井住友カードは、三井住友銀行系のグループ企業である「三井住友カード株式会社」から発行されている最もスタンダードなカードです。

年会費は1,375円(税込)と一般カードらしい金額設定で、初年度年会費無料、かつ条件を満たせば2年目以降も年会費が無料になる、維持しやすいクレジットカードです。

銀行系クレジットカードの中でも有名で、国内で発行されているVISA・マスターカードブランドのカードの中でもステータス性が高く、海外旅行傷害保険(最高2,000万円)、ショッピング補償などの付帯保険もきちんとついています。

また、セキュリティ面や利便性も良く、電子マネー「iD」が一体型になっているのも、少額決済や自動販売機で気軽にカード利用ができて便利。
利用実績や支払い方法に応じてポイントアップする「Vポイント」という、銀行系カードの中では貯めやすい・使いやすい独自のポイントサービスもあります。手堅い銀行系、かつ普段使いにも良いカードが欲しい方におすすめです。

三菱UFJカード ゴールド

年会費
(初年度)
無料 年会費
(2年目)
2,095円(税込)
還元率 0.40%〜0.495% 発行日数 最短1週間

三菱UFJカード ゴールドは、三菱東京UFJ銀行のグループ会社「三菱UFJニコス」から発行されている格安ゴールドカードです。

格安ゴールドカードというだけあって、年会費は2,095円(税込)という格安の設定で、他社の一般カードの年会費とあまり変わりません。

旅行傷害保険は国内・海外ともに「最高2,000万円」までと、一般的なゴールドカードに比べるとやや物足りなく感じるかもしれませんが、国内主要6空港とホノルルの対象空港ランジが無料で利用できる「ゴールドカードならでは」のサービスも付帯しているので、総合するとコストパフォーマンスが高いと言えます。

また、ポイントサービスは「グローバルポイント」という独自ポイントプログラムを導入しており、前年1年間の利用金額に応じたポイントアップ制度もあります。

「銀行系カード」としてのメリットは、三菱東京UFJ銀行を支払い口座に指定すると、金融取引サービスで優待が受けられる点です。
三菱東京UFJがメインバンクの方、維持費をかけずにゴールドカードを持ちたい方向けのカードです。

JCB一般カード

年会費
(初年度)
無料 年会費
(2年目)
1,375円(税込)
還元率 0.5%〜5.0%※最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合 発行日数 約1週間でお届け

JCB一般カードは、日本発の唯一のクレジットカード国際ブランドである「JCB」が発行するプロパーカードです。

JCBはもともと、設立時に3つの銀行(旧東洋信託銀行、旧日本信販、旧三和銀行)が関わってできたクレジットカード会社ですので、今では直接銀行との関わりはありませんが、「銀行系」のクレジットカードとして分類されます。

年会費は1,375円(税込)と決して高くありませんが、旅行傷害保険が最高3,000万円まで付帯するという手厚さです。

ポイントは「Oki Dokiポイント」という独自のポイントプログラムで、「JCBオリジナルシリーズパートナー」というポイント優待店でカードを利用すると通常よりも貯まりやすくなったり、前年度の利用金額に応じてポイント還元率が変わったりと、よりポイントが「貯めやすく」なるシステムがあります。

また、少額決済でも役立つサインレスの「QUICPay」を搭載したカードも選べますので、普段から気兼ねなく使いやすいカードと言えます。

日本発ならではのカードブランドのステータス性・サービス力の高さが魅力で、利用実績に応じてカードのランクアップも可能ですので、メインカードとしてしっかりした1枚が欲しい方にぴったりです。

まとめ

「銀行系」クレジットカードは上手に選んで自分好みの1枚を見つけよう

銀行系のクレジットカードは審査が厳しいというイメージを持つ方もいますが、最近では昔ほど作りづらいという印象はなくなってきています。

銀行系クレジットカードはサービス内容や信用度なども高いカードが多いので、メインカードとして利用するにも適していますが、銀行系カードから選びたいと思っても、同じカテゴリの中には様々な種類・性格のクレジットカードがありますので、自分のニーズに合ったクレジットカードを上手に選ぶことが大切です。

今回解説したことを参考に、ぜひ自分にぴったりのカード選びに役立ててくださいね。

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