家族の分もカードで海外旅行保険をつけるなら、このクレジットカード!
家族にもクレジットカードで海外旅行保険をつけたい時には、どんなカードがベストか……というのは、クレジットカードの申し込みページを見ているだけではなかなか分かりにくいものですよね。
今回は、そんな「家族にもカードで海外旅行保険をつけたい」という方のために、おすすめのクレジットカードのほか、カードの海外旅行保険で重視すべきポイントや注意点もあわせて解説します。
家族にもお得に海外旅行保険をつけたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
TOPIC
家族にも海外旅行保険をつけたいときにおすすめのクレジットカード
家族にも海外旅行保険をつけたいときにおすすめのクレジットカードは、以下の3枚です。
1.セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード

年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
11,000円+税 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.75%〜1.08% | 発行日数 | 最短当日発行 |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードは、セゾンカードが発行するアメックスブランドのゴールドカードです。年会費は初年度無料、2年目以降は1万円。家族カードも初年度無料、2年目以降も1,000円と格安の設定です。
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ゴールドカードらしい各種特典の良さはもちろんのことですが、保険に関しても、海外旅行傷害保険は本会員・家族会員ともに最高5,000万円です。家族特約は1,000万円ですが、こちらはほとんど使うシーンがないので気にしなくてもOKでしょう。
傷害・疾病治療費用はなんと家族カード、家族特約でも本会員と同様の300万円までです。携行品損害も、本会員、家族会員、家族特約全てで30万円と差がついていないのがポイントです。
家族特約の対象は、配偶者や同居の両親・子供と幅広い上人、家族特約でもキャッシュレス診療が使える貴重なカードです。
はっきりいって家族カードの補償範囲は特別にいいと言うわけではありません。ですが、家族特約でも家族に手厚い保険をつけたい方は、手に入れておきたい1枚です。
2.三井住友VISAゴールドカード

年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
11,000円+税 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜1.0% | 発行日数 | 最短3営業日 |
三井住友VISAゴールドカードは、年会費初年度無料、2年目以降は1万円のゴールドカードです。
老舗ブランドながら、特定の条件を満たすと4,000円まで年会費が下がるので、コストパフォーマンスは最高です。
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家族カードの年会費は、なんと1枚目無料。2枚目以降も1,000円と良心的な設定です。
海外旅行保険は、最高5,000万円、疾病・傷害治療費は最高300万円、携行品損害は50万円までです。
気になる家族特約でも、最高1,000万円の死亡保障のほか、200万円の傷害・疾病治療費、50万円の携行品損害と手厚い内容です。キャッシュレス診療には家族カードまでしか対応がなく、18歳以下の子供しか家族特約は利用できません。
基本は、家族カード+家族特約の使い分けが正解ですね。コストパフォーマンスの良いカードで家族の保険をまかないたいときに、検討しましょう。
3.JCBゴールド

年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
11,000円+税 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜2.5% | 発行日数 | 平日11時までのお申し込み、オンライン口座の設定で最短当日発行翌日お届け※JCBゴールドの通常デザイン/WEB限定デザインのみ、最短翌日お届けの対象となります。 |
JCBゴールドは、初年度年会費無料、2年目以降1万円で発行されている、国際ブランド発の正統派ゴールドカードです。
ゴールドカードとして恥ずかしくないステータス、サービス内容が魅力の、総合力の高い1枚です。
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家族カードは1枚目無料、2枚目以降1,000円となっています。
海外旅行保険の補償金額は、なんと本会員、家族会員で最高1億円。自動付帯では5,000万円です。傷害・疾病治療費は、最高300万円、携行品損害は、最高50万円となっています。
一方で、家族特約の場合は、最高1,000万円の死亡補償のほか、200万円の傷害・疾病治療費、50万円の携行品損害がついてきます。
18歳以下の子供しか基本的には家族特約をつけられないので、こちらも、家族カード+家族特約の使い分けが必要です。
本会員の補償はプラチナカードクラス。家族カードの条件もよく、まさにバランス型・コスパ重視のクレジットカードです。
家族にも海外旅行保険をつけたいなら、家族カード+家族特約の組み合わせでカバー
家族にも海外旅行保険をつけたいなら、家族カードと家族特約をうまく組み合わせて活用するようにしましょう。
家族カードは、今回ご紹介したようなハイステータスのカードなら、1枚目無料、もしくは格安で発行できます。それ以降の枚数でも、本カードと比較すると破格の条件となっているカードが多く、年会費の節約をしながら保険をつけられます。
しかも、保険の付帯条件はほとんどのケースで「本会員と同等」。これは、発行しない方が損をしているようなものです。
一方で、家族特約を活用したいのは「未成年の子供」やカード発行をして渡しておくのが難しい「両親」などに保険を適用したいシーンです。
基本的には、家族カード>家族特約といったように、補償内容は家族カードの方が優れています。ですから、家族カードを発行できる状況なら、家族特約よりも家族カードがおすすめですね。
家族特約と家族カード、どちらも「いいとこ取り」で活用していきましょう。
家族にもカードで海外旅行保険をつけるメリット
家族カードや家族特約を使って、家族にもカードで海外旅行保険をつけるメリットは、次の通りです。
- 保険料の節約になる
- いざという時のプラスの安心に繋がる
1.保険料の節約になる
家族カードや家族特約を利用して家族にも海外旅行保険を付帯するメリットは、第一に「保険料の節約になる」ことです。
海外旅行の渡航先によっては、家族カードなどの付帯保険だけで十分にまかなえるケースがあります。
そうなると、旅行会社で一緒に加入するような「海外旅行傷害保険」にはお金は支払わなくても済みます。
ただし、安心の基準は人それぞれですので、カード保険だけでは不安という方は、しっかりと有料保険にも加入しておきましょう。
カード保険の分のお金を差し引いた金額で契約できるだけでも、金額的には助かると思いますよ。
2.持っているだけで保険適用されるケースも
家族カードや家族特約が使えるクレジットカードは、多くが「自動付帯」で保険適用されます。今回ご紹介した3枚のクレジットカードも、もちろんその対象となっています。
つまり、カードを「持っているだけ」で海外旅行保険が適用される、ということです。いざという時にはカード保険がある、と思うだけでも安心材料になりますよね。
すでに有料保険に加入している場合も、プラスアルファの保険として重宝しますので、カードで海外旅行保険に加入することは、非常におすすめです。
家族の海外旅行保険で重視したいポイント
家族につけるカードの海外旅行保険で重視したいポイントは2つあります。
家族にカードで海外旅行保険をつける際に重視したいポイント
- 疾病・傷害治療費
- 携行品損害
1.疾病・傷害治療費
疾病・傷害治療費の項目は、家族だけではなく、自分にとっても大切な補償項目です。この項目は、いざという時に怪我や病気の治療で医療機関を受診した際に活用できる補償です。
はっきりいって、死亡補償や後遺障害保険などはほぼ使わないため、金額が大きいそちらの金額よりも、実用的なこちらに目を向けるべきと言えます。
海外旅行傷害保険最高2,000万円! とうたっていても、大切な傷害・疾病治療費はゼロ、もしくは100万円以下というケースも少なくありません。
海外旅行保険が最も役立つのは、海外での怪我・病気の時です。
保険目線でクレジットカードを選ぶ際は、まずはこの項目をチェックしてくださいね。
2.携行品損害
携行品損害は、持っていったカメラなどの商品が偶然の事故によって破損、もしくは盗難被害にあってしまったときに役立つ保険です。
保険適用されるのは「損害を受けた時価額」から自己負担額を引いた金額ですので、購入時に10万円だった商品でも、実際に補償が受けられるのはもっと少ない、というところには注意は必要です。
家族に海外旅行保険をカードで付帯するときの注意点
家族に海外旅行保険をカードで付帯するときの注意点は、以下の通りです。
- 対象となる家族の範囲が決まっている
- 場合によってはカード保険の補償だけでは足りない
- 利用付帯か、自動付帯かを確認
- 家族特約はキャッシュレス診療に対応していないケースが多い
1.対象となる家族の範囲が決まっている
クレジットカードの種類によって、家族特約や家族カードの対象範囲が異なるのは注意が必要です。
例えば、あるクレジットカードでは、家族特約の対象者が両親や配偶者、子供まで含んでいて非常に柔軟ですが、別のカードでは、家族特約の対象が、18歳以下の子供のみというケースもあります。
家族カードの対象範囲もカードによって異なりますので、配偶者や両親、子供以外の兄弟などに発行したい場合は確認が必要です。
2.場合によってはカード保険の補償だけでは足りない
渡航先によっては、高額の医療費を請求されてしまうこともあり、クレジットカードについている保障だけでは足りないケースもあります。
例えば、アメリカなどは医療費が非常に高いことで有名で、盲腸の手術と入院だけで数百万円請求された……という話も聞きます。
そうなると、カード保険を複数組み合わせて利用するか、有料の保険に加入する必要があります。
渡航先の医療費の相場がどの程度が調べておき、必要に応じて有料保険とカード保険を組み合わせて利用しましょう。
3.利用付帯か、自動付帯かを確認
カード保険は、渡航の前に「利用付帯」か「自動付帯」かをチェックしておく必要があります。
きちんと確認しておかなくては、いざ保険を使おうと思っても適用されなかった……ということにもなりかねません。
基本的には、ゴールドカード以上の、今回ご紹介したようなクレジットカードは持っているだけで適用される「自動付帯」が多いです。
ですが、中には「一部利用付帯」もしくは「利用付帯」、つまりパッケージツアー料金や航空機のチケット料金などの「海外渡航に必要な費用」をあらかじめカード決済しなくては、保険の対象とならないカードもあります。
利用付帯のカードを使っている場合は、必ず事前の決済に利用するなどして「保険が使える状態」にしておきましょう。
4.家族特約はキャッシュレス診療に対応していないケースが多い
クレジットカードの家族特約は、キャッシュレス診療に対応していないことがあります。
今回ご紹介した中では、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は家族特約でもキャッシュレス診療対応していますが、他の2枚は非対応です。
むしろ、一般的には「キャッシュレス診療に対応している家族特約」の方が珍しいので、キャシュレス診療を使いたいのであれば、事前確認しておき、対応外のカードなら、キャッシュレス診療OKの別の保険に入っておくなど「準備」をしておきましょう。
後から精算となると一時建て替えが発生するほか、作業も面倒ですから、キャッシュレス診療は、利用できる状態にしておくことを強くおすすめします。
家族もカードで海外旅行保険をつけるなら「家族カード」「家族特約」を使い分けよう
クレジットカードの保険を使って家族の補償までサポートしたい時は、「家族特約」と「家族カード」の組み合わせがおすすめです。
クレジットカードの種類によって、それぞれの対象となる家族の範囲は異なります。
基本は家族カードで補い、カードが作れない18歳以下の子供などは家族特約を利用する……と言う方法が、全体の補償が最も手厚くなるため、おすすめです。
家族にとってベストなクレジットカードを見つけ、ぜひお得に保険適用して旅行を楽しんでくださいね。
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