iD専用カードを発行できるクレジットカードは?
電子マネー「iD」には、3つの種類があるのをご存知でしょうか。ご紹介すると、以下のようになっています。
・1枚のカードにまとめて利用することのできるクレジットカード一体型
・スマホだけで決済が可能になる携帯型
・クレジットカードと分けて利用できるiD専用カード
この記事では、クレジットカードとは分離されているiD専用カードと、iD専用カードが発行できるクレジットカードについて解説しています。
電子マネーiDの利用をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
TOPIC
iD専用カードとは?
iD専用カードとは、三井住友カードとNTTドコモが提携して発行・運営している電子マネー「iD」の利用に特化した専用カードのこと。
iDは、現在普及しているポストペイ型(利用金額を後払いするタイプ)電子マネーの中でも高い普及率を誇る電子マネーです。クレジットカード機能と分離された「iD専用カード」は、利用できるシーンも多く、クレジットカードよりもかんたん・スマートに決済できます。
iD専用カードにすることで、クレジットカードを持ち歩かずに済むといったメリットのほか、注意しておきたいデメリットもあります。順に見ていきましょう。
iD専用カードのメリット
ここでは、iD専用カードを利用することで得られるメリットをご紹介いたします。
iD専用カードの利用メリット
- クレジットカードを持ち歩く必要がなくなる
- チャージ不要でどんどん使える
- 万が一紛失・盗難被害にあっても安心
- 利用できるお店が多数
- スマホを忘れても、常にカバンに入れておけば安心
1.クレジットカードを持ち歩く必要がなくなる
iD専用カードは、クレジットカードと同様に利用することが可能なカード。クレジットカードは自宅において、iDカードのみ持ち歩くことができるので、クレジットカードの紛失や盗難などのトラブルを未然に防ぐことができます。
クレジットカードは一回の決済額が大きく、万が一盗まれたら心配……という方でも安心してiDを活用できますね。
2.チャージ不要でどんどん使える
iD専用カードは、先述した通り利用金額をまとめて後払いするポストペイ型の電子マネーカード 。
事前にチャージするプリペイド式とは違い、残高やチャージのタイミングを気にすることなく利用可能です。残高不足にならないため、いつでもスムーズな決済。
会計をよりスマートにしたい方、現金を出す手間を省きたい方にはぴったりですね。
3.万が一紛失・盗難被害にあっても安心
iD専用カードは、クレジットカード同様に会員補償制度を採用しているため、万が一盗難や紛失などによる不正利用があった場合にも、60日前にさかのぼってしっかり保証してくれます。
トラブルが起こらないのが一番ですが、しっかり保証があると安心して利用することができますよね。
4.利用できるお店が多数
スーパーやドラッグストアなどの日常的に利用するお店はもちろん、家電量販店やタクシーの利用、レジャー施設やホテル・旅館など、iDが利用できるお店は多数あります。iDマークの表示があれば、どこでも利用することができます。
公式のページで対応しているお店を検索することができますので、お近くのお店がiDに対応しているか確認してみてくださいね。
iD公式ホームページ:https://id-credit.com/search/index.html
5.スマホを忘れても、常にカバンに入れておけば安心
おサイフケータイやApple Pay登録のiDを利用していた場合、スマホを忘れてしまったり、うっかり充電が切れてしまったりするとiDで決済することができません。
普段から利用するカバンにiD専用カードを入れておけば、もしスマホを忘れてしまってもキャッシュレスで決済することができるので、安心ですね。
チャックのついたポケットや、カバンに繋いでおけるパスケースに入れるなど、紛失しないようにして入れておきましょう。
iD専用カードを発行できるおすすめクレジットカード
iD専用カードの発行を検討中の方の中には、iDをよりお得に利用できたらいいのに、と思う方もいるかと思います。
ここでは、iD専用カードを発行できる数少ないクレジットカードの中でも「おすすめのクレジットカード」を2枚ご紹介します。
三井住友VISAクラシックカード

年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
1,250円+税 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.4%~1.0% | 発行日数 | 最短3営業日 |
三井住友VISAクラシックカードは、三井住友ファイナンシャルグループが発行するクレジットカード。通常年会費は1,250円(税抜)ですが、オンライン入会で初年度無料。2年目以降は利用金額に応じた割引や指定条件を満たせば翌年度以降年会費の割引を受けることができます。
新規ご入会&vpassスマホアプリログインでもれなく最大8,000円還元(ご利用金額の20%)!
三井住友VISAクラシックカードのポイントプログラムは、三井住友VISAカードのワールドプレゼント。利用合計金額1,000円ごとに1ポイント貯まり、1ポイントは5円相当=還元率は0.5%です。
三井住友VISAクラシックカードでiD専用カードを発行すると、クレジットカード同様に利用金額1,000円ごとに1ポイント貯めることができます。
さらに、三井住友VISAクラシックカードはセキュリティも最高クラス。万が一盗難や紛失などのトラブルにより不正利用などがあったときには、クレジットカード・iD専用カードのどちらもしっかり保証してくれます。
海外旅行保険も最高2,000万円付帯しており、海外でも安心して利用することができるのは嬉しいですね。
お手頃な年会費でお得にiDを利用できる、iD専用カードを検討するならまずは候補に入れたい1枚です。
三井住友VISAゴールドカード

年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
10,000円+税 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜1.0% | 発行日数 | 最短3営業日 |
三井住友VISAゴールドカードは、三井住友ファイナンシャルグループが発行する国内最高峰のゴールドカードのひとつと言える、ハイステータスなクレジットカード。
新規ご入会&vpassスマホアプリログインでもれなく最大8,000円還元(ご利用金額の20%)!
通常年会費は10,000円(税抜)ですが、オンラインからの入会で初年度無料、翌年からは条件を満たせば年会費も半額以上の割引を受けることも可能。リーズナブルに本格的なゴールドカードを持つことができます。
三井住友VISAゴールドカードでiD専用カードを発行し利用した場合も、三井住友VISAクラシック同様、クレジットカード・iD利用額共に1,000円ごとにワールドプレゼントが1ポイント貯まり、還元率は0.5%です。
貯めたポイントは、交換先として電子マネーiDバリューへのキャッシュバックを選択すれば1ポイント5円で電子マネーiDの利用額に充当することができます。
また、三井住友VISAゴールドカードは付帯する保険も充実しているのも大きな魅力と言えます。国内外旅行保険は最高5,000万円、ショッピング保険は最高300万円とともに保証内容が充実しており、安心して利用することができますね。
年会費の割引を受けることも可能で、お手頃な価格で持つことができる、お得かつ安心・信頼の本格的なゴールドカードです。
iD専用カード利用上の注意点
iD専用カードを利用する際にはいくつかの注意点があります。
ここでは、iD専用カードの利用において注意すべきポイントを解説します。
- クレジットカードとの2枚持ちだと財布がかさばる
- チャージ式ではないので使いすぎに注意
1.クレジットカードとの2枚持ちだと財布がかさばる
カード一枚で決済が可能になるiD専用カードですが、クレジットカードとは別で利用することになるので、2枚持ちすることになってしまうパターンも。
どちらも併用する場合、お財布の中には2枚のカードを入れることとなり、財布がかさばってしまいます。
財布をすっきりさせたいという人は、カードが2枚になることを把握した上で、対策を考えて発行することをおすすめします。
2.チャージ式ではないので使いすぎに注意
iD専用カードはチャージ式ではないため、いつでもサクサク利用できます。しかし、その反面、利用金額を把握せず使いすぎてしまった、ということのないように注意が必要です。
iDの利用金額は、今回ご紹介したカードの場合は、カード会員専用インターネットサービス「Vpass」に登録すればネット上で確認することができます。どのくらい利用したか把握しておくことで使いすぎを防げますね。
基本的に、iD利用金額は、クレジットカードと同様に利用明細で確認できます。他社カードを使っている場合も「iD」利用金額を確認したければ、紙の明細、もしくはWEB明細をチェックしましょう。
まとめ/三井住友発行のクレジットカードでiD専用カードを発行して、iDをお得に活用しよう
クレジットカード同様にキャッシュレス決済が可能になる、電子マネーiD。
iDと深い関係にある三井住友が発行するクレジットカードでiD専用カードを発行することで、高いセキュリティやしっかりとした保険の付帯が実現します。万が一のトラブルに備えつつ、お得に利用することができるのは素晴らしいですね。
初めてiDを使う方は、まずは年会費が実質無料にできる三井住友VISAクラシックカードがおすすめ。
クレジットカードより気軽に利用できるiD専用カードを活用し、スマートなショッピングを楽しんでくださいね。
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