年会費無料でお得に使えるオススメのクレジットカード比較!
年会費無料のクレジットカードは最近では種類も多く、カード自体の特典や機能も優れているものが多くなってきています。そんな中で年会費無料のカードを持つのであれば、必ずポイントを絞って「比較」した上で自分の納得のいくクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
今回は、年会費無料のクレジットカードのおおまかな種類や選び方、年会費や審査基準、還元率など総合力で比較してみました。これから年会費無料を新たに作ろうという方は、ぜひ参考にしてくださいね。
TOPIC
年会費無料のクレジットカード4枚を比較!
年会費無料のクレジットカード種類が豊富ですが、その中でも特におすすめの4枚のクレジットカードについて、先に解説した見るべきポイントを比較してみました。
しっかりと良質なカードの中から比較して選びたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
年会費無料のおすすめクレジットカード比較
- JCB CARD W/ W plus L
- Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)
- 三井住友VISAクラシックカード/クラシックカードA
- ライフカード
1.年会費が「無料」の条件はどうか
年会費無料のクレジットカードで比較したい第一のポイントは、「年会費無料」となる条件です。
年会費無料のおすすめカード4枚の条件を比較すると、以下のようになります。
カードの種類 | 年会費の無料条件 |
---|---|
JCB CARD W/ W plus L | 年会費永年無料 |
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント) | 年会費永年無料 |
三井住友VISAクラシックカード/クラシックカードA | 通常1,250円、マイ・ペイすリボを申し込み+利用で無料 |
ライフカード | 年会費永年無料 |
おすすめの年会費無料カードということで、「年会費完全無料」のカードを優先的に選んでいますので、比較してみると4枚中3枚が「年会費永年無料」となっています。
年会費だけで比較するなら残りの1枚である「三井住友VISAクラシックカード」は除外されそうですが、こちらは無料となる条件として自動でリボ払いになる支払いプログラム「マイ・ペイすリボ」への申し込みが必要です。
一見すると、リボ払いなんて使いたくない……と感じるかもしれませんが、実は、マイ・ペイすリボは「利用限度額いっぱい」までを一回の支払い金額に設定できますので、使い勝手は普通の一括払いと変わりません。
そのため、リボ払い手数料を心配する必要もありませんので、常に一括払いを心がけている方にとっては「実質無料」といってもさしつかえありません。単純な年会費だけでは、正直行ってこの4枚では甲乙つけ難いというのが本当のところですね。
もちろん、条件ありで無料なんて嫌だという方は、三井住友カード以外の3枚から選ぶのがおすすめです。
2.ポイント還元率
年会費無料のおすすめカード4枚を比較してみると、ポイント還元率は次のようになっています。
カードの種類 | ポイント還元率(通常時) |
---|---|
JCB CARD W/ W plus L | 1.0% |
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント) | 1.0% |
三井住友VISAクラシックカード/クラシックカードA | 0.5% |
ライフカード | 0.5% |
ポイント還元率が1.0%と高くなっているのは、JCB CARD W /W plus Lと、Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)の2種類です。
他の2枚は通常還元率はそれほど高いとは言えず、三井住友VISAクラシックカードはリボ払い発生付きにポイント還元率アップという特徴はありますが、何もせずに普通に支払って入れば「0.5%」です。ポイント還元率を何よりも重視する方であれば、先のポイント還元率1.0%の2枚から選ぶのが正解ですね。
ライフカードは、通常還元率が低めではありますが、お誕生日付きに還元率アップという特徴があるので、「サブカード」として持っているのがおすすめです。
3.付帯サービス、特典
付帯サービスや特典は、年会費無料のカードでもしっかり付帯するタイプもあります。今回おすすめしているクレジットカードでも付帯特典付きのものがありますので、比較してみましょう。
カードの種類 | 特典・サービス |
---|---|
JCB CARD W/ W plus L | 海外旅行傷害保険、ショッピング保険 |
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント) | なし |
三井住友VISAクラシックカード/クラシックカードA | ショッピング補償、国内(Aのみ)、海外旅行傷害保険 |
ライフカード | 誕生月の利用はポイント3倍 |
単純に内容を比較してみると、やはり年会費が通常は有料扱いになっている「三井住友VISAクラシックカードA」の付帯保険、サービスが最も充実しています。
ただし、三井住友VISAクラシックカードだけでみてみると、内容としては「JCB CARD W/ W plus L」とかわらないばかりか、詳しく海外旅行傷害保険の内容をみてみると、JCBの方が「疾病・障害治療費」が100万円出るのに対し、三井住友カードは「50万円」までしか出ない仕様となっています。つまり、完全無料のJCBカードの方が内容が手厚いということですね。
ライフカード、オリコカード ザ・ポイントの方は付帯保険などは一切ありませんが、ライフカードはお誕生日月のポイント還元率が3倍、つまり1.5%になるという特典があります。お誕生日月だけのためのサブカードとして持っている方も多いほど人気の特典ですので、保有カード枚数に余裕がある方は一度チェックしてみましょう。
総合して「特典・サービス」をみてみると、最も充実しているのが「三井住友VISAクラシックカードA」、ついで「JCB CARD W」、「三井住友VISAクラシックカード」という順になります。年会費やポイント還元率を加味すると、この4枚の中では「JCB CARD W/W plus L」が圧倒的におすすめです。
年会費無料クレジットカードの種類と特徴
年会費無料と一言でいっても「年会費永年無料」のクレジットカードだけではありません。
ここでは、年会費無料クレジットカードの種類やそれぞれのメリット・特徴を解説いたします。それぞれの特徴を比較した上で、どのタイプが希望かをよく考えて選びましょう。
年会費無料カードの種類
- 年会費永年無料のクレジットカード
- 条件付き年会費無料(実質無料)のクレジットカード
- 初年度年会費無料のクレジットカード
1.年会費永年無料のクレジットカードの特徴
年会費永年無料のクレジットカードの特徴は、とにかく「使わなくても年会費がかからない」というところです。そのため、カードの一部特典だけを目当てに、「サブカード」として目的に合わせて持つという方法もとれます。
また、年会費が一切かからないため、ポイント還元率と比較して本当にお得かどうか、をチェックする必要もないため、単純に良いサービスが付いていれば発行しよう、と思える気軽さが良いですね。ただし、条件付き年会費無料や初年度年会費無料のカードと比較すると、当然ながらやや特典は寂しくなる傾向があります。
2.条件付き年会費無料(実質無料)のクレジットカードの特徴
条件付き年会費無料、実質年会費無料のクレジットカードの特徴は、ある一定の条件、例えばWEB明細への切り替えや年間の利用額、その他リボ払いサービスへの登録などの条件を満たすことで「年会費無料」となるカードのことです。
条件を満たさなくては年会費が無料にならないという面倒さはあるものの、逆に言えば条件さえ満たしてしまえば年会費がもともとかかるはずのカードが無料でつけるため、特典内容などは「完全無料」のカードよりも良い傾向があります。
無料となる条件はカード会社やカードの種類によって様々で、中には「一度でも利用すれば無料」のカードもあります。
3.初年度年会費無料のクレジットカードの特徴
初年度年会費無料のクレジットカードの特徴は、初年度年会費がかからないため、気軽に「おためし」ができるというところです。
初年度年会費を無料にして、申し込みのハードルを下げているクレジットカードは意外と多く、「アメックスゴールドカード」「JCBゴールド」「三井住友VISAゴールドカード」なども、キャンペーン開催時はオンライン入会の特典として初年度は無料にしていることがあります。
一部の「条件付き無料」カードを除いて、基本的に2年目以降は年会費を支払う必要がありますが、質の高いサービスを1年でも無料で使える、合わなければ1年で解約すれば実質負担はなしというのがメリットです。
ただし、はっきりいって初年度年会費無料のカードまで比較対象にしてしまうと「年会費無料」の境界が曖昧になってしまうため、本記事での比較には「永年無料」、もしくは「条件付き無料」のカードのみに絞っています。
年会費無料のクレジットカードを比較して選ぶときのポイント
年会費無料のクレジットカードを比較して選ぶときは、次のことに注目してみましょう。
年会費無料カードの比較ポイント
- 年会費が「無料」の条件
- 追加カードの年会費は無料か
- ポイント還元率
- 付帯サービス、特典
- 自分の発行目的に合っているか
1.年会費が「無料」の条件
先に解説したように、年会費無料のクレジットカードには種類が3つあり、それぞれ年会費無料となる条件が異なります。
年会費無料の言葉に惹かれてクレジットカードに申し込みをする前に、そのカードが「どういった条件で無料になるのか」というところはしっかり押さえておきましょう。うっかりと、年会費無料と思っていたら2年目から高額な年会費を請求されて困ってしまった、ということのないようにしてくださいね。
また、条件付きで年会費無料のカードの場合は、無料となる条件が簡単に満たせそうかも比較の判断ポイントです。せっかく年会費が条件付きで無料になるカードを選んでもその条件が満たせなくてはただの有料カードになってしまうので、よく確認してください。
2.追加カードの年会費は無料か
年会費無料カードのなかには、ETCカードなどの追加カードが有料になっているタイプもあります。年会費無料でお得なクレジットカードをメインカードとしてどんどん活用していきたい場合には、そういった「追加の費用」がどうなるかもこだわっておくと後で後悔しないでしょう。
せっかくクレジットカード本体の年会費が無料でも、例えば追加カードで500円かかってしまっては残念ですので、追加発行する可能性のあるカードの年会費がどうなっているかはしっかりと事前に見ておく必要があります。
3.ポイント還元率
年会費無料のクレジットカードの中には、ポイント還元率が高く設定されているものがあります。一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%程度ですが、年会費無料という好条件にもかかわらず、常時1.0%以上の還元率を誇るカードも少なくありません。
そうなると、年会費無料のクレジットカードを比較する上で「ポイント還元率」は非常に重要な項目だと言えます。一つの基準として、常時ポイント還元率が「1.0%」以上のカードを選ぶようにするのがおすすめです。
もちろん、還元率以外の部分でこだわりポイントがある方はそちらを優先すればOKですが、基本的に還元率さえよければどこで使ってもお得になるため、カードとしての価値が見出しやすくなります。
4.付帯サービス、特典
年会費無料のクレジットカードには付帯サービスや特典は一切つかないと思っている方もいるようですが、「年会費無料」カテゴリが人気を集めている最近では、年会費がかからないのに付帯サービスがちゃんとついている、というタイプのカードも増えてきています。
例えば、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険、ショッピング保険などが「年会費無料」、「年会費実質無料」でもついてくるケースは珍しくありません。そのほかに、カード会社と提携しているサービスの割引や、カード会社が会員向けに行なっているサポートサービスなども利用すれば、年会費をかけなくても良いサービスが受けられます。
しっかりとカードを比較して選びたいのであれば、「付帯特典・サービス」は見逃せないところです。
5.自分の発行目的に合っているか
最後は、意外とやりがちなのが「自分の発行目的」とは違うカードを選んでしまうということです。
例えば、最初は「年会費無料でも海外旅行保険がついているカードが欲しい」という目的があったとして、調べているうちに「このカードはポイント還元率も高くて人気があるからこれにしよう」と気持ちが変わってしまうことはないでしょうか。
もちろん、当初の目的よりも「より良い」条件でカードが見つかった時はいいのですが、情報に振り回されて本来の目的が達成できないのでは発行する意味がありませんから、しっかりと「何のためにカードを発行するのか」というところは間違えないようにしましょう。
比較した4枚の年会費無料クレジットカードを個別に解説
年会費無料のおすすめクレジットカードについて先の章で項目別に比較をいたしましたが、ここではそれぞれのカードがどんな特徴をもっているのか、個別に解説いたします。
1.JCB CARD W/ W plus L

年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%~ | 発行日数 | 最短3営業日 |
JCB CARD W/ W plus Lは、JCBが発行している年会費無料のお得なクレジットカードです。一般に広く向けて発行されている「JCB CARD W」と、女性向けの「JCB CARD W plus L」の2枚がありますが、シリーズとしては同じ種類です。
このカードは、オンライン申し込み、39歳以下限定という「申込条件」はありますが、常時2倍、1.0%という還元率や、無料カードとは思えないほどの付帯保険が魅力です。
新規ご入会&ご利用条件クリア&Amazon.co.jpの利用で20%分最大35,000円キャッシュバック!さらにもれなくAmazonギフト券(Eメールタイプ)1,500円分をプレゼント!JCBのタッチ決済で20%キャッシュバック(最大1,000円)!
ショッピング保険のほかに、海外旅行傷害保険も付帯しており、内容も「疾病・障害治療費」まで100万円の補償があるなど、一般の有料カード以上の内容となっています。
無料カードというカテゴリの中では、年会費の条件(永年無料)、ポイント還元率、付帯サービス・保険、どれをとっても総合的に最もおすすめできるクレジットカードです。
2.Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)

年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0〜2.0% | 発行日数 | 最短8営業日 |
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)は、年会費無料の「高還元率」クレジットカードです。
ポイント還元率は常時1.0%で、オリコモール経由ならさらに高くなります。
付帯保険などは特にありませんが、ためられる「オリコポイント」は使い勝手が良く、他社ポイントやギフトカード、商品交換などに幅広く利用できます。
しかも、他社ポイントへの移行でレートが落ちないものが多いため、状況に合わせて使いたいサービスのポイントに気軽に変えられるのが嬉しいですね。
完全に年会費が無料で、ポイントの使いやすい・たまりやすいシンプルなカードが欲しい方にぴったりの1枚です。
3.三井住友VISAクラシックカード/クラシックカードA

年会費 (初年度) |
無料 | 年会費 (2年目) |
1,375円(税込) |
---|---|---|---|
還元率 | 0.4%~1.0% | 発行日数 | 最短3営業日 |
三井住友VISAクレジットカード、三井住友VISAクラシックカードAは、VISAブランドの国内老舗カードブランド「三井住友カード」が発行するスタンダードなカードです。
年会費は1,250円ですが、マイ・ペイすリボへの登録、年に1回以上の利用で無料です。
新規ご入会&ご利用条件クリアで最大6,500円相当プレゼント!
マイ・ペイすリボは支払いが自動的にリボ払いとなる支払いコースのことですが、支払い金額を自分で設定できるため、利用限度額ぎりぎりまで設定しておけば「一括払い」と同じ使い勝手です。
ポイント還元率は通常0.5%と高くありませんが、リボ払い手数料が少しでも発生するとポイント2倍です。クラシックカードの方はショッピング補償に海外旅行傷害保険が付帯しており、クラシックカードAはそれに加えて「国内旅行傷害保険」もつくほか、最高補償額もアップします。
どちらも同じ条件で年会費が無料になりますので、年会費無料にするのであれば、クラシックカードAの方がおすすめです。
4.ライフカード

年会費 (初年度) |
永年無料 | 年会費 (2年目) |
永年無料 |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%〜1.0% | 発行日数 | 最短3営業日 |
ライフカードは、年会費無料で「ライフカード株式会社」が発行するクレジットカードです。
ポイント還元率は通常0.5%と高くありませんが、誕生日月のみなんと「ポイント3倍」、つまり1.5%の還元率になります。
その他の付帯保険などのサービスはついていませんが、入会後1年間はポイント1.5倍になるというメリットもあります。
【ライフカード〈年会費無料〉限定】新規ご入会キャンペーン!カードの発行+ショッピング利用で合計最大10,000円相当(2,000ポイント)のLIFEサンクスポイントプレゼント!
年会費無料のサブカードが欲しい方、利用月が限定されてもポイント還元率1.0%を「超える」カードが欲しい方におすすめです。
国際ブランドもマスターカード、JCB、VISAの3種類から選べますので、海外旅行の保険としてメインカードとは異なる国際ブランドのカードを持ちたい方も、ぜひ検討してみてくださいね。
まとめ|年会費無料でお得なクレジットカードは内容比較で選ぼう
最近では年会費無料といっても、内容を見てみるととても「無料」とは思えないほどの特典やポイント還元率となっているカードも多く、その種類も豊富なため、しっかりと比較して選ばなくては希望に近いカードを見つけることは難しくなります。
ひとことで「年会費無料」といっても、実際には「年会費永年無料」以外にも「条件付き無料」や「初年度のみ無料」などのカードがありますので、きちんと無料になるかをチェックした上で中身の比較をすることが大切です。
特に、年会費がかからないと気軽にカードを作れてしまう分、しっかり考えて決めなくては「無駄なカード」を作ることにもなりかねません。そうならないためにも、自分がなぜクレジットカードを持ちたいか、という「目的」をしっかりともった上で、一般論よりも「自分の目的」に沿ったカードか、というところを大切にして選ぶようにしましょう。
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