dカードGOLDの審査基準と審査に通るための3つの対策などを解説!
dカードGOLDを取得しようか迷っている方にとって一番気になるのが「審査」の難易度だと思います。やはり「ゴールドカード」と聞くと、一般的にはお金持ちのためのカードというイメージがあり、なかなか申し込みのハードルが高く感じますよね。
今回は、dカードGOLDの審査難易度やチェックされるポイント、注意点などを解説します。これからdカードGOLDを検討されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
TOPIC
dカードGOLDの審査基準は意外と厳しくない
結論から言ってしまえば、dカードGOLDの審査は「それほど厳しくない」というのが正直なところです。
20歳以上で安定した収入があれば基本的には問題はなく、配偶者に収入があれば専業主婦でも審査に通ると言われています。問題があるとすれば、「あまりにも収入がない」もしくは「クレヒスに問題がある」場合でしょう。
とはいっても、ゴールドカードはゴールドカードですので、一般カードである「dカード」よりはどうしても審査基準は厳しくなりがちです。厳しくないとはいえど、「誰でも通る」ほど甘いわけでもないということは覚えておきましょう。
dカードGOLDゴールドの入会条件は?
dカードGOLDの審査がそれほど厳しくないと言っても、最低限の「入会条件」さえ満たしていなければ審査を受けることもできません。入会条件は、公式サイトでは次のような内容が示されています。
- 個人名義であること(法人名義では申し込み不可)
- 満20歳以上(学生は除く)で、安定した継続収入があること
- 本人名義の口座をお支払い口座として設定すること
- その他ドコモが定める条件を満たすこと
入会条件は以上となっていますが、基本的に「20歳以上で安定収入があり、個人名義」なら審査を受けるに値するということですね。
他社のゴールドカードでは、年齢がさらに上の基準など厳しいこともありますので、比較的柔軟な内容と言えます。
dカードGOLDの審査でチェックされる3つのポイント
dカードGOLDの審査で主にチェックされるのは、「支払い能力(Capacity)」と「性格・信用力(Character)」、「資産(Capital)」の3項目で、これらをまとめて「3C」とも表現されます。
ここでは、審査で見られる3つのポイントについて解説します。
dカードGOLDの審査で見られるポイント
- 支払い能力
- 性格・信用力
- 資産
1.支払い能力
支払い能力がゼロでは、そもそもクレジットカード自体を作ることが難しいため論外ではありますが、dカードGOLDはどちらかというと「ドコモのお客様専用カード」という側面が大きいため、配偶者に収入があれば専業主婦でも作ることができます。
ここでいう支払い能力とは、「年収」のほかに「勤続年数」や「勤め先企業」、「企業規模」などの「収入源の安定性」も見ています。
給料がいくら多くても、できたばかりのベンチャー企業などではやはり安定性に欠ける=いつ収入がなくなるかわからないということで、大企業よりはやや不利になることもあります。
ゴールドカードの中でもこの項目については柔軟性が高いカードですので、安定収入さえあればそれほど気にする必要はありません。
2.性格・信用力
性格や信用力はクレジットカードの審査において、一般的に「最も重要」といっても過言ではありません。収入面も同じことが言えますが、返済者としての性格・信用度が低ければ、当然カードの発行はできません。
ここでの性格・信用力は「信用情報」をチェックし、判断されます。信用情報、別名クレヒス(クレジットヒストリー)とは、日本に3つしかない「信用情報機関」に登録されている「信用取引」に関する情報のことで、クレジットカードの申し込みから返済まで様々な情報が集められています。
クレジットカードだけではなく、ローンなどの「信用取引」を行う際はどの会社も必ずこの「クレヒス」をチェックします。それだけクレヒスによる信用力のチェックというのは信頼性が高く、重視されるということですね。
悪いクレヒスだと審査に落ちてしまう可能性が高くなる
良いクレヒスは、他社のクレジットカードなどをコツコツと使い、その都度きちんと遅れもなく返済しているようなクレヒスで、dカードGOLDの審査においても「良いクレヒス」が望ましいです。
逆に悪いクレヒスは、過去に借金の返済ができずいわゆる「金融事故」を起こしていたり、「ちょっとした支払い遅れ」などを繰りかえしていたりするようなパターンです。
そのほかには、意外かもしれませんが「クレヒスが全くない」、履歴が真っ白な状態も不利になります。一度金融事故を起こすと、そのあとは基本的に「信用力ゼロ」の状態になるため、金融事故の後は信用取引が行われず、何の記録も残りません。その後、記録の保管期間がすぎて「金融事故」の履歴がなくなれば、「真っ白」のクレヒスとなります。
カード会社としては真っ白のクレヒスが「本当にこれまで信用取引がなかった」のか、それとも「過去に金融事故を起こした」のかが判断できないため、特に30代以降になってくると後者の可能性を疑われて審査落ちする可能性が高くなります。
3.資産
資産とは、純粋な金融資産のほかに、持ち家の有無などの「担保」があるかどうかを確認されます。
例えば、収入が少なくても資産が数億円もあるようなケースでは、かなり審査上有利になりますが、一般的には「プラスアルファの要素」くらいであって、あまりこの項目で不利になることはありません。資産があればやや優遇されるくらいの認識で間違いがないと思います。
dカードGOLDの審査に通るための注意点3つ
dカードGOLDの審査に通るために注意しておきたいことは、次の3つの項目です。先に解説した内容と同じ部分もありますが、「注意点」としてまとめましたので参考にしてくださいね。
審査を受ける前に注意しておくこと
- 入会条件を満たしているか
- 同時期に複数申し込みをしていないか
- 他者からの借入額が多すぎないか
1.入会条件を満たしているか
dカードGOLDに限らず、審査を受けるにはまず「入会条件」を満たさなくてはいけません。dカードGOLDは20歳以上で安定収入があり、個人名義での発行なら問題はありませんが、例えば「学生」の身分では申し込みすら受け付けてもらえないということです。
最低限として、「入会条件」をみたしているかは確認が必要です。
2.同時期に複数申し込みをしていないか
意外とやってしまいがちなのが、他社のクレジットカードを申し込んでから日を空けずにクレジットカードの申し込みをしてしまうということです。同時期に複数のクレジットカードを申し込みするとなると、カード会社からすると、「お金にこまっている」と見られてしまいます。
それ以外にも、「せっかく発行しても使ってもらえないかも」、「キャンペーンが目当てかもしれない」など、カード会社からするとプラスになる要素はないため、審査では不利になります。実際に、複数のカードに同時申し込みをして審査落ちしたという例は少なくありません。
dカードGOLDを本命カードとして作りたいのであれば、最低でも前回の他社カードへの申し込みから半年はあけて「1枚だけ」に申し込みをするのが正解です。
3.他社からの借入額が多すぎないか
クレジットカードの審査では「与信枠」というものが決められます。与信枠とは、簡単に言うと「信用してお金を貸すことができる金額」のことです。与信枠は他社の借入額も加味して判断されますが、ここでいう「借入額」には他社クレジットカードの「利用可能額」も含みます。
利用可能額は、イコールすぐに借りられる金額でもありますので、「すでに借りている」と同じようにみなされます。そのため、キャッシングやカードローンなどで既に借入額が多い方はもちろん、複数のクレジットカードの利用可能額の合計が「与信枠」と同じくらいという場合には、審査で発行が厳しくなることがあります。
逆に、与信枠に対して借入額が小さい場合は、大きな利用可能額でカードが発行されることも考えられます。
dカードGOLDの審査に通るための対策4つ
dカードGOLDに申し込みをする前に、審査により「有利」になるためにはどうしたら良いのか知っておきたいところだと思います。ここでは、dカードGOLDの審査に通るために具体的にできる対策を4つご紹介いたします。
- クレヒスを育てておく
- キャッシング枠を「なし」に設定する
- いらないカードを解約しておく
- dカードをあらかじめ取得しておく
1.クレヒスを育てておく
審査で見られるポイントの項目でお話ししたように、「クレヒス」は審査において非常に重要なポジションです。つまり、クレヒスを育てておけば、審査に有利になる可能性が高いということです。
具体的には、今持っているクレジットカードがある方は、そのクレジットカードをこまめに使い、真面目に返済するといったことを繰り返す方法があります。時間はかかってしまいますが、収入はあってもクレヒスの面でどうしても審査に自信がない場合は、それだけでかなり有利になります。
現時点でクレヒスが全くない方では、審査に通るのは厳しいと言えますので、その場合は「アコムACマスターカード」などの審査が柔軟なクレジットカードを作っておき、それを使ってクレヒスを育てた後に申し込むのがおすすめです。
2.キャッシング枠を「なし」に設定する
キャッシング枠をなしに設定しておけば、審査で「ショッピング枠」だけを見れば良いので有利になります。キャッシング枠とショッピング枠はそれぞれ別に審査をされる上に、「キャッシング」では直接カードで現金を借り入れすることになるため、ショッピング枠よりもややハードルが上がります。
キャッシング枠は「総量規制」、つまり個人が借り入れられるお金の総額が決まっていますよという法律の影響を受けていますので、他社カードを多数所持していると、その影響で新たなカード(キャッシング枠)を持つのが難しくなることがあります。
そういった影響を受けないようにするためにも、キャッシング枠をなしに設定しておくと良いでしょう。
3.いらないカードを解約しておく
いらないカードを何枚も持っていると、与信枠に影響を受けて新たなカードを作りにくくなることがあります。
使っていない「不要なカード」は解約し、すっきりとした状態で審査を受ければ、「手持ちのカードも少ないし、たくさん使ってもらえるかも」という印象を与えやすく、審査に通過する可能性も高くなります。
使っていないカードということは、利用明細をチェックするなどの管理もできていないことが多いため、不正利用されても気がつかないというリスクがあります。そういったリスクを回避するためにも、不要なカードは早めに解約し、その上でdカードGOLDを申し込むのがいいでしょう。
4.dカードをあらかじめ取得しておく
クレヒスには問題がなさそうでも、やはり「ゴールドカード」をいきなり申し込むのは気がひけるという方には、「dカード」の取得からチャレンジするのがおすすめです。
dカードをきちんと利用していると、その実績に応じて信用力が高まり、dカードGOLDにランクアップできる確率が上がります。中には、数ヶ月でdカードGOLDへのアップグレードに成功した方もいるも思いますのでかなり有効な手段だと言えます。
dカード自体の審査難易度は、いわゆる「流通系カード」とそれほど変わらない基準ですので、フリーターや専業主婦であっても収入源があれば十分に発行してもらえるはずです。
もちろん、クレヒスに問題がないことが前提にはなりますが、dカードだけでもポイント還元率などの面で十分にメリットがありますので、「つなぎ」として考えても、持っておいて損はありません。
まとめ|dカードGOLDの審査は比較的柔軟な内容
dカードGOLDを取得しようと考えた時に気になるのが「審査難易度」だと思います。dカードGOLDは「ゴールドカード」ではありますが、ドコモユーザー向けのプレミアムカードという位置付けですので、実は審査自体はそれほど厳しくありません。
審査が不安な方は、審査で見られるポイントを意識しながら、できる「対策」をしっかりと行い、万全の状態で申し込むのがおすすめです。ぜひ、便利でお得なdカードGOLDを手に入れて活用してくださいね。
年会費 (初年度) |
11,000円(税込) | 年会費 (2年目) |
11,000円(税込) |
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還元率 | 1.00%〜10.0% | 発行日数 | 最短5営業日 |
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